帰ってきたオンライン講義YouTube配信実録
ごぶさたしておりますが、夏に続いて、大学でYouTubeライブでの公開講義配信をやりました。気づいたことを少しだけ書いておこうと思います。
以下が一連の講義の再生リストです。おもしろい講義満載なので見てください。
ここでは主にテクニカルな側面について書くわけですが、講義のフォーマットも機材の構成も、基本的に夏と変わっていません。夏の機材構成はこれ:
今回の構成はこんな感じです:
前と同じと言いつつ、機材の中身はほぼまるごと変わっていたりします。アップデートポイントはこちら:
- カメラがフルサイズになりました(A7siii)。めちゃきれいです。
- 比較的いい照明を買いました(GODOX SL150WII)。カメラより大事なのはこちらかもしれません。
- 配信用PCはMacではなくWindowsのゲーミングPCにしました(ASUS ROG Zephyrus 14)。OBSで配信しながら録画もしても、びくともしません。
並行してiPhoneからツイッターライブも流していて、そちらを見た方から「iPhoneカメラの映像のほうがオンライン講義っぽくていい」という声も聞こえましたが…。私としては映像は「っぽく」したくなかったんですよね。
ところで夏にあんなに悩まされた音ズレはいっさい起こりませんでした (マイクは前と同じWireless Goです)。ウィンドウズだからでしょうか。OBSのビットレートの問題だと思うんですが、WinとMacではちょっと挙動がちがうような。。
ということでポイントは「いい照明を買え」「ゲーミングPCを買え」の2点です。
こちらのシリーズ終了後、自分の論理学の集中公開セミナーも配信しました。昨年度がちょうど、コロナでのオンライン対応の先駆けとなった配信だったので、感慨深いものがあります。
今年度の再生リストです。中身もおもしろいので見てください。
技術的に新しくやってみたのはクロマキーです。サンプルとして講義紹介の動画を:
合成自体はAtem Mini Proでやっています(録画はOBS)。Elgatoの自立型グリーンスクリーンをAmazonで検索したら在庫があったのでカッとなって買ってしまいました。
顔が出てるからといって何だという声もあろうかと思いますが、新年度の講義動画もこれで作ってやろうかと思ってます。