2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日のエントリ takuro-logic.hatenablog.com にわりと反響があったので、「ライプニッツvsデカルト」の話を改めてまとめようかと思ったんですが、以前に別の授業で課題レポートのサンプルとしてまとめたのを思い出したので、引っ張ってきます。いつもとはだ…
2019年7月1日のコメントペーパーより。レジュメは古典述語論理。 コメント:「人間の理解を超えた証明」とは何なのだろうか。その価値判断をできない証明はあくまで形式的なものでしかなく、誰に向けたものかすらわからなくなっている。 回答:前エントリ ta…
2019年6月24日のコメントペーパーより。レジュメは古典述語論理。 コメント:他の講義でも論理学を扱う話が出てきたのだが、論理学は「適切な設定さえあれば自動的に解を導出できる」ことを担保するのみであり、この「適切な設定」の決定、つまり人間が人間…
きょうは、新井紀子先生の新著の一節がツイッターでちょっと話題になってましたね。先生の本はこちら: str.toyokeizai.net わたしが見たツイートはこちらでした: 新井紀子氏の新著の中で「誰もが、誰かをねたんでいる。」と「誰もが、誰かからねたまれてい…
2019年6月24日のコメントペーパーより。レジュメは古典述語論理。 コメント:論理学をやっていて面白いと感じることもありますが、論理学を専門に研究している人というのは、具体的には何をやっているのでしょうか。論理学でわからないこと、まだ解明されて…
2019年6月24日のコメントペーパーより。レジュメは古典述語論理。 コメント: も、 と同じく一段階上な感じがしました。 自体が「すべての…について…である」という述語であるというか。 回答:鋭いですね。そのとおりです。説明しますと、たとえば、「…は人…
きょうはいつもとちがうところから。いま、 philpapers.org を勉強会で読んでいる学生さんから質問を受けて、ちょっとおもしろかったので、書いてみます。質問 (のひとつ) は、Exercise 3.21についてのものでした。問題は 二重否定は正の様相演算子と見なす…
2019年6月24日のコメントペーパーより。レジュメは古典述語論理。 コメント:授業では命題論理→様相論理→述語論理と進みましたが、歴史的な成立順序は、命題論理→述語論理→様相論理 (→様相述語論理) で合っていますか?もしそうなら、様相論理が述語論理のあ…
2019年6月10日のコメントペーパーより。レジュメは様相命題論理。 コメント:[古典] 命題論理と述語論理はタブローで計算できることを知っているのですが、様相命題論理や様相述語論理はタブローでできますか? 回答:できます。いつものように www.cambridg…