前期はこれで終わりです。かなりぎゅぎゅっと凝縮して話しているのでどうでしょうか。
述語論理の再生リストも貼っときましょう。
前期はこの論理学ともう一つの非常勤授業で合わせて40本ほど動画を作ったようです。授業全体のデザインには改善点はまだまだあると思いますが、授業のコアフォーマットとしてはわるくないと思うので、また共有したいと思います。
前期はこれで終わりです。かなりぎゅぎゅっと凝縮して話しているのでどうでしょうか。
述語論理の再生リストも貼っときましょう。
前期はこの論理学ともう一つの非常勤授業で合わせて40本ほど動画を作ったようです。授業全体のデザインには改善点はまだまだあると思いますが、授業のコアフォーマットとしてはわるくないと思うので、また共有したいと思います。
配信の手順には慣れてきましたが、わりと大きな問題が出てきました。音ズレです。解決策は見えません。とりあえず問題を共有します。
カメラからミキサーを通じて入力した映像と音声を、OBSを通じてYouTubeに配信しているのですが、音がズレます。基本的に音声に対して映像が遅くなります。
英語ではout of syncと言うんですね、勉強になりました。
音はズレるものだと思っていたので、つねに本配信の前にテスト配信をして、そこでズレを確認し、OBSの「オーディオの詳細プロパティ」で調整していました。接続環境に依存するでしょうが、おおむね音を200ms遅らせることでちゃんとシンクしていました。これには何の問題もありませんでした。
問題は、配信中にズレの程度が変化するようになった、ということです。配信後5分くらいからズレ始めているようです。しかも2パターンあるようです。
のんびりした配信ならいったん止めてOBSを操作すればいいのですが、かなりスピーディな講義なので途中で操作するのも難しそうです。
また、それ以前とハード・ソフトの設定を(少なくとも気づく範囲では)変えていないのに、突然問題が発生するようになったので、ちょっと困ってしまいます。
いろいろググってみましたが、類似の問題は見つかりましたが、有効な解決策は出ていないという状況のようです。
ハード、ソフトの設定を説明しておきます。まずハードウェアから。
このあと見るように、ソフトウェアの問題ではなく、上記のうち安物のキャプチャボードあたりが悪さをしてるんではないかという気がしてきています。他の機材はそこそこちゃんとしてるものですし、MBP16のスペックも十分だと思います。配信時のCPU使用率は3%程度です。それでもズレます。
ソフトウェアは関係するのは
だけですね。本配信では一緒にZoomなども動かしてますが、テスト環境でOBSのみで動かしても問題は再現しました。ただし、OBSはターミナルから起動させています:
まあこれも関係ないでしょうね。
OBSの主な設定は
音声のサンプリングレートを変えればよいという情報もありましたが、どちらでも問題は再現します。(追記:いちど44.1kHzから48kHzに変更した直後は30分ほどズレることなく配信できました。しかし、次の配信ではズレるようになりました(絶望)。)
ネット接続速度は、大学の有線LANなのでめちゃ速いです。常時1000Mbps弱出ています。MBPのスペックと合わせて、かなりラグジュアリーな環境なのにどうしてでしょうね。
ということで、ハードウェアがあやしいのではないかと見て、次はV-02HDではなく、Atem Mini Proでやってみます(キャプチャボードがいらないので)。
前回
に引き続き、古典述語論理です。述語論理はとにかく細かいところがめんどくさくて、自分で勉強するのはともかく(いや、細かい話、好きなんですよわたしは)、教えるのはほんとうにつらいものがあります。
で、動画では、めんどくさい部分はレジュメに丸投げして、わりと骨太のアイディアのみを話しているので、それを楽しんでいただければと思います。
前期はとりあえず述語論理をさいごまでやります。ゴールが向こーーーうの方にかすかに見えてきました。
でもそれをやり終えたとしても、今期は学生さんに十分な教育を提供できなかったという思いでかなりつらいです(学生さんのほうがつらいか)。致し方ない部分も多々あるのですが、大学全体としてもそうだし、わたし個人としてもコロナに由来する業務量爆発に完全に振り回されています。
後期は落ち着いてやりたいです。できれば、動画を作って見てもらって、教室では演習に専念する反転授業にしたいなと思ってます。さてどうなることか。
前回のこれ
の続きです。大失敗したら書かなかったと思いますが、ひとまず大過なくスタートしたので書きます。機材だけでなくオペの問題などについても触れたいと思います。配信担当の人間のアタマの中のぐちゃぐちゃ具合をそのまま出しただけで、あまり有益情報はないかもしれません。
次のような立て付けで考えていました。
Zoomミーティングから直接YouTube配信は可能で、それがかんたんではあるのですが、どうにも画質が悪い。先生方のお顔はともかく、スライドがぼやけて見えないとなるとちょっとどうしようもないので、次のような機材で臨みました。(Zoomを高画質配信してる感じのをときどき見るんですがあれはいったいどうやってんのでしょうね。)
機材の中身は前回とほとんど同じです。
最後のポイントをmacOSで実現するのはわりと苦労します。配信するならWindows PCのほうがいいと思います。次のような先人の知恵をお借りします。
音声の取り込みはsoundflowerやLadioCastを使うのがスタンダードだと思いますが、どうもそれでは機能せず、結局background musicという仮想ミキサーを導入するとうまくいきました。
と、苦労したのですが、配信中に上記のモード切り替えを行うのにちょっとリスクを感じて、Zoomモードは取りやめにしました。。
開始前にZoomの参加者も含めて音声チェックなどしたかったのですができなかったことと、配信者のMBPからZoomミーティングを開いているので、それを講師の先生にどう見てもらうかが解決しなかったためです。
後者は、一人で授業やりながらZoom開いてYouTube配信してるなら生じない問題です。このあたりの配線というか段取りというか、考えれば考えるほどアタマが痛くなってきます。
ワンオペ前提でいろいろと想定して、ほぼ想定どおりに何とかこなせるということはわかりましたが、まあ移動込みの1日2回設営×2日×高温多湿はふつうに体力的にきついですね笑。
それに、Zoomミーティング開始、Twitterライブ配信開始、カメラ録画開始、YouTubeライブ配信開始、と順々に開始するのですが、ワンオペだと、どう考えてもこのうちカメラ録画を忘れますね。次回から紙に段取りを書いておくことにします。
先生にYouTubeのチャット欄の反応をどう伝えるか (講義中は見る余裕はない) 悩んだのですが、質問をピックアップしてmacOSの「メモ」にコピペしていって、質疑応答の時間にiPad上の「メモ」から見てもらう方式にしました。リアルタイムで更新できるのでこれはよいソリューションでした。
そんなわけで、配信中も、ミキサーでカメラとスライド、ピクチャー・イン・ピクチャーの切り替えをしながら、ZoomとYouTubeのチャットをチェックするという、わりと忙しい時間が続きます。
このあたり分業したいところですが、(まず人がいないのと) 分業のためにはまた別のデバイスが必要になって、そのネット接続にも気を遣わないといけないし、上の「メモ」連携もどうするか考えないといけないとかで、これはこれでしんどくなってきて、ワンオペでいいかと諦めてしまっているのが現状です。
まあなんとかなるでしょう。次回あたりで諸々が固まって巡航モードに入れればいいなと思ってます。
ひーひー言いながら動画を作っています。そして述語論理はいつまでたっても満足いく説明ができません。こちらもご批判たまわれば。
レジュメはこちらです。
動画はレジュメと合わせてご覧ください。
古典述語論理のパートは長いので、まだまだ作らないといけないですね。がんばります。。
論理学と関係ないですが、情報としては価値があると思いますので共有します。
いま、わたしの本務先で、YouTubeで配信するオンライン講義シリーズを提供しています。わたしは講義をする立場ではなく、カメラやPCを操作して配信を行う役割です。そこで、配信をどのようにやっているか、どこがうまくいったか、どこで失敗したか、などなどを差し障りのない範囲で共有していこうと思います。
以前にやった論理学のオンライン集中講義の配信についてはこちら。
今回は、講義開始に先立ってのオリエンテーションの配信です。
立て付けは以下のとおりでした。
比較的スムーズにいきましたが、ワンオペは厳しいなあという感想です。
今回は回線は部屋にあるWifiで、上りが60Mbpsくらいありました。十分ですね。
配線は画像のような感じ。
カメラとスライド操作用PCの映像、およびワイヤレスマイクの音声をAMPに取り込んで、それをMBPに送るという仕組みです。
AMPを使った理由は、3.5mmミニプラグのマイク入力が2個あるから(だけ)です。V-02HDというスイッチャーも持ってるんですがあれはHDMIでしかマイク入力できないんです。ともあれ、こういうの、ほしいですね↓
あるいは、複数人の声をきれいにとれる据え置き型のマイクがほしい!情報求む。
「シーン」を(1)開始前、(2)通常配信、(3)動画再生、(4)終了後、の4種類作りました。
「音声入力キャプチャ」のマイク音声に「ノイズ抑制」のフィルタを強めにかけました(-60dbくらい)。狭いところでやっているので、MBPのファンの音を拾ってしまうんです。
ともあれ、シーンを予め設定しておけば、わりとスムーズに切り替えできますね。
以上の機材の設営自体は20分くらいでできますね。
設営が終わったら、テスト用のYouTube URLからテスト配信をします。
それをiPadでモニターして、主に音声のテストをします。音量と、映像と音のズレのチェックですね。今回はOBSで300ms音声を遅らせるとまずまずだったように思います。
テストは10分くらいあればいいでしょうか。とにかく、設営からテスト、本配信までのプロセスを練習して、何度もイメージしておくのがだいじです。
配信が始まったら、iPadでモニターしつつ、AMPでスライドとカメラ映像の切り替え(PinP含む)、OBSでシーンの切り替えを行います。
YouTube上の配信映像・音声はかなり遅れて届くので、現場の切り替えのタイミングがわからなくなってきます。あまりずっとモニターする必要はないかもしれませんね。
YouTubeに加えて、iPhoneからTwitterライブ(Periscopeから)もするように命じられたので、そちらも同時に流します。こちらはモニターもせずほったらかしです。
映像やシーンの切り替えをしていると、YouTubeのコメントまではなかなかフォローできませんね。でもこれも練習とイメージトレーニングの問題でしょうか。
配信は基本的にきれいな映像と音で成功したと思いますが、YouTubeの配信を切ったあと安心して、Twitterライブを終了するのを忘れてました。あまり実害はなかったと思いますが。ほんとどれだけ緊張感をもっていても(あるいは緊張しているからこそ)なかなかすべてに気を配るのは難しいです。
次回からはこれにZoomミーティングが加わります。ワンオペでほんとだいじょうぶでしょうか。
ご存知のように今期の大学はオンライン授業で何とかしのいでいるわけですが、わたしも例にもれずたくさんの動画を作っています。だいぶたまってきたので、論理学の授業の動画(の一部)を公開することにしました。
まず、こちらからレジュメを見ていただいたら内容はだいたいわかると思います。前期は、古典命題論理→様相命題論理→古典述語論理、と進みます。
ここでは、様相命題論理パートの動画を公開します。古典命題論理は動画作るまでもないだろうということで動画はありません。レジュメだけで何とかしてください。述語論理はこれから作ります。
レジュメを読みながら見てもらうことを想定しています(各動画の概要欄にもレジュメへのリンクがあります)。9本、再生リストになっています。
真理表の計算はできるようになったけど、その次の様相論理や述語論理になるとちょっとしんどいなと思っている方の独習の助けになるかなと思いますので、お時間ありましたらご覧ください〜。